アスベスト労災認定986件

厚生労働省は27日、仕事中に吸い込んだアスベスト(石綿)を原因とする肺がんや中皮腫などにかかり、2017年度中に労災認定されたのは986件だったと発表した。同年度に申請された件数は1083件。認定件数、申請件数とも昨年度とほぼ同水準だった。

 認定件数の内訳は、肺などを覆う胸膜の表面に腫瘍ができる「中皮腫」が564件と最も多く、肺がんが334件。胸膜が癒着する「びまん性胸膜肥厚」が49件、石綿が原因で胸部に水がたまる「良性石綿胸水」が39件だった。

 都道府県別で最多は東京の127件。大阪79件、神奈川71件と続いた。