Q3:建てられてからの年数でアスベストの有無は分りますか?

2006年(平成18年)以前の建築物はアスベストが使用されている可能性があります。
アスベストの使用は、規制の経過から建築年数をもとにある程度判断できます。
年を追うごとに強まってきたアスベストの規制の歴史は以下の通りです

法令等の改正 規制の内容
1975年
(昭和50年)
特定化学物質等障害予防規則 アスベストの含有率が重量の5%を超える施工が禁止
される
1995年
(平成7年)
労働安全衛生法、同施行令
特定化学物質等障害予防規則
アモサイト・青石綿の製造等禁止
アスベストの含有率が重量の1%を超える施工が禁止
される
2004年
(平成16年)
労働安全衛生法施行令 代替えが困難なものを除く全てのアスベスト製品の
製造等禁止
2006年
(平成18年)
労働安全衛生法施行令 アスベストの含有率が重量の0,1%を超える施工が禁止
される

 

つまり、1975年以前に建てられた建物は、アスベストが使用されていた可能性は高く、1976年から1995年の間は5%未満なら使用が認められており、1996年から2006年の間は1%未満の使用が認められていました。
2006年に0.1%と禁止の基準が厳しくなり、それ以降の建物にはアスベストはまず使われていないと考えられます。

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