大阪北部地震 アスベスト含有吹きつけ材か 大阪地裁や高裁が入る庁舎で落下

大阪高裁は21日、大阪北部地震の影響で、高裁や大阪地裁が入る合同庁舎本館(大阪市北区)の機械室8室で、アスベスト(石綿)を含んだ吹きつけ材とみられる破片が落下しているのが見つかったと発表した。すべての機械室を立ち入り禁止にし、一部の機械室とつながっているエレベーター2基を停止した。

 地震発生を受けて建物被害などを点検していた職員が、地下2階、9階、屋上の機械室計8室で破片計47個を発見した。大きさは最大で縦5センチ、横3センチ。

今後、破片が見つかった機械室のアスベスト濃度を測定する方針。